お笑いコンビカラテカと言えば、合コン芸人入江さんを思い浮かべる方も多いでしょう。入江さんは芸能人からアスリートまで幅広い人脈を持っているかたで合コンに関する本を出していたりもします。
その一方、相方の矢部さんについてはもしかしたらあまり印象がないという方も多いかもしれません。矢部さんは坊主頭でものすごく細い体をしていて、ちょっと幸が薄そうな芸人さんです(笑)
そんな矢部さんがエッセイ漫画を出し、何やら評価が高いということなのでさっそく詠んでみることに。
どのページを見てもほっこり癒される作品
まずこのマンガ、絵がかわいいんですよね。
↑の表紙のように、決してうまいとかっていうわけではないんだけど、矢部さんの絵はすごくかわいらしくて読みながら「なんかいいなぁ♪」と思います。ほんと優しさが絵ににじみ出ているという感じです。
そんでもって、最大の癒しは矢部さんが住んでいた大家さんと矢部さんのやりとりですね。
この大家さんがどこか浮世離れしてるんですよね。すごく育ちがいい方っていうのもあるのかな。あいさつが「ごきげんよう」ですからね(^^)
ちなみに大家さんがカッコいいと思ったのはなんとマッカーサー元帥だそうです。時代を感じますね(笑)
年齢を重ねているせいもあってなんだろうけど、矢部さんとのやり取りもどこかかみ合ってなくて、その感じがすごくいいんです。
矢部さんのことがお笑い芸人だってこともよくわかってなくて、矢部さんがバラエティ番組の企画でプロレスラーに投げられているところを見て「昨日お飛びになられてましたね」なんてコメントも秀逸♪
しかも、あんな仕打ちをうけなくてもいいのにねなんて矢部さんを励ましてくれるし、元気を出してもらうためにお米をわけてくれたりもするんです。優しいんだけどちょっとズレてる感じがすごくかわいいんですよね。
二人のやり取りをみていると「あー、このほのぼのした感じ癒されるわぁ。」ってすごく感じます。大家さんも優しいし、矢部さんも優しい。その相乗効果で作品もとにかく優しさが詰まっているという感じです。
描かれているのは矢部さん自身のことや、大家さんとのちょっとしたやり取りなど日常についてのことなので、何か驚くような出来事があるわけでも芸人ならではの事件があるわけでもないんだけど、このなんとも言えない優しい感じは矢部さんにしか出せないと思いました。ほんと人柄って作品に出るんだなぁと思いました。
まとめ
そんなわけで、今回はお笑い芸人カラテカの矢部さんが描いた『大家さんと僕』という作品を紹介してみました。
「読めば癒されること間違いなし!!」
だと思うので、癒されたい方はぜひ読んでみてください♪
それでは今回はこの辺で失礼します!