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俺はまだ本気出してないだけを読んで。人と繋がることの大切さを痛いほど学んだ。

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マンガから学ぼうシリーズ。

 

今回は『俺はまだ本気出してないだけ』3巻からです。

 

 マンガ家を目指す主人公シズオの知り合いに市野沢という青年がいます。

 

市野沢は中卒でこれまで職を転々としてきました。シズオと出会うきっかけになったハンバーガーショップもやめ、その後働いたキャバクラも態度の悪い先輩店員を殴って辞めることになってしまいます。なかなか仕事が続かない。それが彼の悩みでもありました。

 

またアルバイトではなく就職活動も始めてみたのですが、中卒で資格も何もなく経験もないので、苦戦している模様。現実的に考えたらなかなかそういう人物を雇ってくれる会社は多くはないのかもしれません。

 

そんなある日、市野沢をシズオの友達である宮田が呼び出します。宮田はシズオと違って会社員として堅実に働いており、課長としてコツコツと仕事をこなしている人物です。そんな宮田が一体何のために市野沢を呼び出したのでしょうか?それは‥‥‥

 

「パン屋をやるから店を手伝ってほしい。」

 

というものでした。宮田には離婚した奥さんとの間に正男という子供がいます。その彼がパンが好きだからパン屋を開きたい。おそらく宮田も漫画家に挑戦するシズオに影響をうけていたのでしょう。

 

既に会社を辞めた宮田は店舗も借りていて、準備はOK。後は資材を入れれば開店できるという状態です。

 

そのため宮田は店のオープンにあたって職探しに苦労しているであろう市野沢に手伝ってもらうことを考えたのです。当然市野沢の答えはOK。二人でパン屋をやることになったというわけです。

 

人と繋がると思わぬ方向に導かれることもある

市野沢は、先述したように中卒で実は一時期ひきこもっていた経験もあるし、仕事も長く続かないためいわゆる履歴書を書いて応募するという一般的なルートでの就職は難しい状況でした。

 

本作を見てもらうとわかると思いますが、彼は決して愛嬌がいいタイプでもないしどちらかというと暗いタイプで友達も少ないです。やや短気なところもあり、けんかっ早くそのためキャバクラでの仕事もやめざるを得なかった。

 

でも彼は決して悪い人間ではありません。主人公シズオの父志郎とも仲良くしているし、シズオの友達の宮田にも気にいられている。ただ、不器用というかうまく生きれてないだけなんですよね。

 

そんな彼がシズオの友達である宮田と繋がっていた事で手伝いという形ではありますが、パン屋として働くことになりました。こういう人との繋がりってすごく大事だと思うんですよね。こうやって、本人も意図しないところからお誘いがあったりするわけです。

 

不器用でダメな人ほど人と繋がるといいかも

優秀で能力がある人間はいいんですよ。メチャメチャ学歴が高くて仕事もできるような人間なら、孤立していても生きていくことはできる。

 

でも本作の主人公のシズオや市野沢は決してハイスペックな人間ではありません。シズオはダメといっていいし、市野沢も不器用でどちらかというとダメなタイプ。一人で生きていくにはきっとしんどいでしょう。

 

そういう人間だからこそ少数でもいいので人と繋がること、自分を理解してくれる人と人間関係を作っておいた方が生きやすいんじゃないかな?それこそ今回宮田が市野沢を誘ったように、繋がりが自分を生かしてくれることがある、思わぬ方向に導いてくれることがあるんじゃないかななんてことを思いました。

 

いやぁ、僕もどちらかというと人と繋がるのが苦手でして。しかもハイスペックでもないのに一人でいがちなのでやっぱり生きづらさみたいなものを感じることがあるんですよね。なんかピンチになったらそのまんま奈落の底まで落ちていってしまいそうな気がします(^^;

 

そんなことをふと考えていた時に今回の宮田と市野沢のやり取りを見ていたので「やっぱ人との繋がりって大事だよなぁ。」なんてことを再確認したというわけです。僕自身ダメ人間と自覚しているのでね、今後はもうちょい人と繋がること重要視したいですね。宮田と市野沢のように狭い関係でもいいので、人と繋がることそういうのを作っていければなんて思っています。

 

僕と同じように不器用だったり、ちょっとダメだなんて思っている人ほど人と繋がることを意識してみてはいかがでしょうか?きっとその方が生きやすくなる気がするし、その繋がりがあなたを主ナウ方向に導いてくれるかもしれませんよ(^^)

 

それではまた!!