週刊少年ジャンプと言えば、ドラゴンボールやスラムダンクといった王道の少年漫画をイメージする方も多い方と思います。
もちろん、僕もそういった漫画は大好きですしこのブログでもそういった王道の漫画というのはたびたび紹介させてもらってます。
ただ、たまにはね、そういう王道じゃなくて「ちょいとクセのある漫画を紹介したいなー。」なんて思いに駆られましてね、じゃあ何がいいだろうか?なんてことを考えていたところ思いついたのが今回の漫画でございます。
ジョジョの奇妙な冒険
あのアメトークでも「ジョジョ芸人」なんていう回があるほど人気があってとてもファンが多い作品です。週刊少年ジャンプで連載が始まり、途中からウルトラジャンプに場を移しましたが、読者に強烈なインパクトを与える世界観は健在。
このブログを書いている2017年7月の時点でも筆者の荒木先生は変わらずにジョジョの世界を描き続け僕たちを楽しませてくれています。
そんな人気作のジョジョですが「ジョジョって聞いたことはあるけどどんな漫画なのか知らないなぁ。」なんて方もいると思うので、今回は僕が思う『ジョジョの奇妙な冒険』の魅力を語っていきたいと思います♪
僕とジョジョとの出会い
今でこそジョジョ独特の世界観がとても好きな僕ですが、正直少年時代にジャンプで読んだ時には「なんだこの漫画、なんか読みづらくね?」と敬遠していたんですよね。当時の僕にはそれよりもドラゴンボールだったり、スラムダンクだったりとジャンプの王道中の王道の少年漫画の方がキラキラとまぶしく見えたんです。荒木先生ごめんなさい‥‥‥。
そんな僕がジョジョの魅力に気づいたのが中学生の頃。そのころ同じクラスにいたやつが、もう部屋に本をおけないということで、なんとなんと「ジョジョをあげるよ。」と僕に言ってきたわけです。
当時の僕は相変わらず他の漫画を読んだりしていたのですが、「タダでもらえるなら」ということで家にジョジョを持ち帰ることに。もうその時にはよく話も覚えてないんですよね。スタンドがどーとかそんな話だったよな?ぐらいのレベルだったと思います。
そんでまぁ、一巻読んでみるかなぁということで読み始めると、「ふんふん、よしもう一冊。」そんで、また次も読んでみると「なんか気になるなぁ。よしもう一冊。」
「あれ?続きが気になって全然やめられねぇぇ!!!!」
という感じで、ジョジョの世界観にあっという間に引きずり込まれちゃいましてね。そっからは、あれよあれよという間に第一部、第二部、第三部という感じで読み進めていってしまったわけです。
いろいろクセがあるっちゃある作品ではあるので、僕のように最初敬遠しちゃう人もいるかもしれないけど、一回ハマっちゃうとこのジョジョの世界観にどっぷりつかっちゃう人って多いんじゃないかなぁと思いますね。
素晴らしい画力、特徴的なセリフ、効果音、キャラのポーズに注目!!
ジョジョは話自体も面白いんだけど、セリフや擬音そしてキャラが時折見せるポーズっていうのにも注目してほしい。特にジョジョのキャラが見せる超個性的な立ち方は「ジョジョ立ち」なんて呼ばれています。
ちなみに↓のような立ち方をジョジョ立ちといいます。すごく個性的でしょ?(笑)こういうのが作中でちょいちょい挟まれてくるんだけど、絵の迫力とも相まってすんごい個性を放つんですよね。ジョジョ読んだらぜひキャラクターのジョジョ立ちにも注目してほしい。
後はセリフとか、擬音もよくよく見てみると「なんだこれ!?」っていうツッコミどころがあるんですよね。例えば⇩のシーン。
引用元:『ジョジョの奇妙な冒険』6巻p172 著者 荒木飛呂彦 集英社
主人公が敵に蹴りをくらわしてるシーンなんですが、その敵のセリフに注目してみてください!
「タコスって!!!!!(笑)」
このシーンって舞台がメキシコなんですよね。メキシコの食べ物と言ったら何でしょうか?そうです、タコスですよね!!うん、それは何となく知ってる人も多いと思います。でもさ、「メキシコにいるからってやられた時のセリフがタコスって!!(笑)」って読むたびに思ってしまっていっつもこのシーンで爆笑しちゃうんですよね(^^;
もちろん、作品全体ではカッコいいセリフとか多いんだけど、時々こういう「えー!?」っていうのが入ってくる。それが当たり前のように描かれててジョジョの世界の中に溶け込んじゃってるんですよね。冷静に考えるとこれは‥‥‥っていうツッコミどころがある。これもまたジョジョの魅力というか個人的に好きなところなんですよ。ほんとタコスには何回笑わされたことか‥‥‥。
激しいだけじゃない、頭脳を使ったバトルがすごい!!
ここまで僕の説明を聞いてると「ジョジョって結局どういう漫画なの?ギャグなの?」って思う方もいるかもしれません。一応お伝えしておくと、
「ジョジョはバトルや冒険を中心とした物語です!!」
ストーリーについてはWikipediaの説明がわかりやすいので引用しておきます。
ジョースター一族と、邪悪な吸血鬼と化したディオやその後継者達が、2世紀以上に渡って繰り広げる戦いを描く大河群像劇である。
単独の人物を主人公としておらず、主人公が変わるごとに「第○部(○部分に数字)」と部数が進み、作品のサブタイトルも変わる形式を採用している。主人公が変わるだけでなく、作品の舞台やテーマも各部ごとに変化している。
一部、二部と話が進むにつれて主人公も変わるし敵も変わっていきます。そんでジョジョの場合はバトルシーンも面白いんです。非常に頭を使うというかね、単純に力と力のぶつかり合いっていう戦い方をしないわけです。
一部であれば人間対吸血鬼の戦いになるわけだけど、吸血鬼の方が圧倒的に身体能力が強いので、まともにぶつかっても勝ち目がないわけですよ。吸血鬼はものすごい力で一撃で人の頭を吹き飛ばせちゃうぐらいのパワーを持ってます。
そこで主人公のジョジョは吸血鬼に対抗するために、彼らの弱点である波紋を身につけ、波紋を駆使したり環境や自分の今いる状況をうまく使いながらなんとか戦うわけです。
※この漫画の主人公はみんなジョジョって呼ばれます。その理由はぜひ本作を読んで確かめてね。
それが二部、三部と進むにつれてさらにバトルも増えていきます。敵の能力も強力だったり、多彩なので単純に自分の持っている能力を正面からぶつけても負けてしまう可能性がある。そこで「自分の能力をどうやって有効に使えるところまで持ち込むか?」「不利な状況をどのように覆すか?」といった頭脳戦が繰り広げられるんですね。
このバトルのシーンが非常に面白い!!「そうやって勝つのかぁ。」って思ってしまうそんなシーンがたくさん出てきます。特に三部から出てくるスタンドバトルはいっそうジョジョを面白くしてくれるので、ぜひ読んでほしい!!
独特の絵柄やセリフだけが魅力じゃないんだ。バトルも面白れぇ。それがジョジョという漫画なんだ。書いていてまた読み返したくなっちゃいました(笑)
まとめ
というわけで、今回は『ジョジョの奇妙な冒険』について僕が思う魅力を書いてみました♪
ぜひ、興味がある方は読んでほしいのですが、かなりの長編なので今から集めるのは大変かもしれません。そんな方はkindleをうまく使ったり、漫画喫茶などで一気に読み進めるのもいいんじゃないかなぁなんて思っています♪
ジョジョ読み過ぎて知らぬ間にジョジョ立ちにならないようにご注意くださいね(笑)
それではアリーヴェデルチ(さよならだ)!!
アニメも面白いよ♪