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『午前3時の無法地帯』デザイン会社で働く女子の仕事と恋の奮闘記。

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デザイン会社っていうとあなたはどんなイメージを持つでしょうか?

 

  • 華やか
  • クリエイティブ
  • オシャレ
  • センスがいい

 

などなど。結構ポジティブなイメージを持つ方が多い気がします。

ところがどっこい!!(古い。)世の中そんなキラキラした職場ばかりではありません。

 

今回僕が紹介する午前3時の無法地帯という漫画。主人公のももこは専門学校を卒業して、そのデザイン会社に入社します。

 

ところがそこはタイトルにもあるように午前様が当たり前、徹夜、会社に寝泊まりをしなければ仕事が終わらない過酷な労働環境の会社だったんです。 

 

イラストレーターという自分がやりたい仕事にもつけず、さらには違法と突っ込まれても仕方がないような労働環境、個性的すぎる社員に囲まれながら主人公のももこが、仕事に恋に日々奮闘する話です。

 

リアリティーのある職場が描かれている

僕は全くデザイン会社とかにつとめたことがないので、デザイン会社の実情はぶっちゃけよくわかりません。ただ筆者のねむようこさんは実際にパチンコのデザイン会社に勤めたことがあるそうで、本作ではその時の経験が存分に生かされていたように感じました。

 

僕は正直デザイン会社っていうのはすごくオシャレなイメージを持ってたんですよね。でも、この漫画を見て見事にひっくり返されましたねー。「ああ、一見華やかな響きのする仕事でもかなり過酷な状況で働いてるんだなー。」と。

 

ぶっちゃけちょっとネガティブに捉えたら「デザイン系の会社行きたくなくなるんじゃね?」と思うぐらいキツイ環境だと思います。

 

最初はそれを後ろ向きに捉えていたももこがちょっとずつ前向きにとらえだして、仕事に邁進していく様子はすごいなーと思います。ただその一方で「はたしてこんな労働環境でいいのだろうか‥‥‥。」という疑問も。いやっ、普通にブラックだと思いますからね。労基法に照らし合わせればアウト―!!って感じ。

 

ある意味では華やかに見える職場の現実を教えてくれる漫画なのかなーとも思います。デザイナーの人にとってこの漫画のような労働環境は普通なんだろうか?まぁ、どういうデザインを扱うかとか会社の規模とかでまた違うのかもしれないけど‥‥‥。

 

男でも楽しめる作品だと思う

僕はすでに30オーバーのオッサンですが、そんな僕でもこの漫画は普通に楽しめました。まずデザイン業界という未知の分野が知れたこと。あとは話がドロドロとした恋愛に偏りすぎてないところ。

 

ほら女性を主人公にした漫画って恋愛にやたらと偏ったりするじゃないですか?しかももうそれはどっぷりと恋愛につかっちゃうみたいな。いやっ、それが醍醐味なんだよっていうことなのかもしれないけど、僕はあの感じがちょいと苦手でねー。まぁその辺は男女の違いがあるのかもしれませんが。

 

本作の主人公ももこも恋愛をするし男に振り回されて大変みたいな話も出てきます。浮気されたり、相手側にちょいと事情があったりね。僕が言うのもなんだけど「大変だなぁ。」って思います。そこに過酷な労働環境も組み合わさってくるわけですから、なかなかハードです。

 

そこで落ち込んだり、もやもやしたり女の子っぽいなぁって思うんですけど、まぁ、ただそこがなんというかくどくないというのかな。「現実にありそうな話だよな。」っていうちょうどいいあんばいにおさめてくれている。飛躍しすぎてないんですね。ドラマチックになりすぎてないのが個人的には好きなところです。

 

そんな感じで恋愛話とハードワークな仕事の話っていうのがちょうどいいバランスになってて受け入れやすかったのではないのかなーなんて思っております。これがドロドロの恋愛話こみこみの話だったら多分僕は読み終えられなかった気がしてます(^^;

 

まとめ

というわけで、今回は『午前3時の無法地帯』を紹介してみました。ふだん武骨なバトル漫画や、アウトロー系の漫画ばかり読んでいる僕ですが、こういう作品も普段とはまた違う刺激になってとても楽しめました♪

 

特に働く女性の方であれば共感できる部分は多いだろうし、僕のような男性の方でも意外と受け入れやすい作品なのかなーなんて思っています。恋に仕事に奮闘するももこの姿に興味がある方はぜひご覧になってみてください♪

 

それではまた!!