ジョジョの奇妙な冒険の主人公であるジョースターの一族たちは、多少性格に違いはあると思うけどみんな勇敢で困難に立ち向かうだけの勇気を持った人たちだと思います。
彼らは多少ピンチに陥っても、機転を利かせたり工夫をしたり、新しい発想を思いついたりしてどうにか乗り切ってしまう、強さと柔軟さを兼ね備えておりそこに魅力を感じる人もいるのではないでしょうか?
そんな魅力のあるジョースター家の人々ですが、実は大ピンチに陥った時にはある戦法を取ることで、そのピンチから逃れてきたという歴史があります。その戦法とは‥‥‥
「逃げること」です。
本当にヤバくなったら逃げるという選択肢を持つことが大事
先述したようにジョースター家の人たちというのは基本的にみんな勇敢だし、勇気があってちょっとやそっとの困難ならどうにか乗り切ってしまいます。
そんな彼らだけども、大ピンチ、今の時点で戦っても勝ち目はない、勝つ可能性が低いという状況では迷わず「逃げる」という選択をするんですよね。
例えばある敵との闘いの場面では承太郎が狭いケーブルカーの中で敵のスタンドと戦っていました。敵のスタンドは承太郎の強力なスタンドの攻撃も吸収してしまうし、ケーブルカーいっぱいに増殖して承太郎を捉えてしまったんですね。
「この場所では勝ち目がない」
おそらくそう悟ったであろう承太郎は、相手にとって有利な状況から逃れるために、ケーブルカーの床をぶち抜いて逃げることを選択したというわけです。
逃げることで大ピンチを脱した承太郎は見事敵を倒すことに成功したのです。
逃げることはあくまで選択肢の一つに過ぎない
「逃げるな卑怯者!!」なんてセリフがあるように、僕らってなんだか逃げる=悪いことのように勘違いしちゃってるところがあると思うんですよ。
でも冷静に考えてもらえばわかることですが、逃げることっていうのは別に悪いことでも何でもなくて、あくまで選択肢の一つ。戦うことと同様に逃げることを選ぶのだって個人の自由なわけです。
特に大ピンチの状況、自分にとって圧倒的に不利、それこそ命の危険が迫っているなんていう状況であれば正面向いてぶつかるよりもいったん逃げちゃった方が賢い選択だったりするわけです。
例えば僕の好きな三国志。国と国同士の覇権をかけた争いなんで戦しまくりなんですね。そんな中きちんと生き延びて活躍し続ける人たちっていうのは、自分の状況をきちんと把握して「あっ、今は逃げた方がいいな。」っていうのを冷静に判断できる人たちだったと思うんですよ。
三国志を読んでると、逃げることは単なる選択肢の一つに過ぎないと実感する。 - マンガなしでは生きてけない!!
敵の方が圧倒的に有利、もしくは巨大な戦力にもかかわらず、なにがなんでも真っ正面から戦わなきゃいけない、逃げるなんてもってのほかだなんていう人は、勇敢と言えば聞こえはいいですが、言い換えてしまえば無謀とも言えるわけです。
無謀なまま戦えばやられる可能性はグンと高まりますからね。そうなるぐらいなら逃げるってことを選択肢に入れておくといいんじゃないかなと思います。
時には逃げていいことを頭に入れておこう
承太郎や三国時代を生きた人たちほど、命の危険にさらされることは少ないかもしれないけど、場合によっては「これは本当にまずいぞ‥‥‥。」っていう状況になることもあると思うんですよね。
例えば学校でいじめられるとか、会社でハラスメントを受けたり、 違法な労働環境で自分の健康が害されてしまうような時とかね。
そういう時って僕は逃げてしまっていいと思うんですよ。というか、客観的に見るとそういう状況ってその人にとってかなりピンチな状況なわけじゃないですか?それこそ、健康とか下手すりゃ命にかかわることだったりするわけです。
そんな時は逃げちゃっていいんじゃないかな?いやっ、むしろ逃げることがベターな選択肢なんじゃないかと思うんですよね。
そんで、そういう危機的な状況からいったん抜け出して体制立て直す。戦うだけ、耐えるだけが選択肢ではありません。
「時には逃げてもいいんだ。」
そのことを頭に入れておきましょう。
まとめ
そんなわけで、今回はジョジョの主人公であるジョースター家伝統の戦法「逃げる」ことの大切さなどあれこれ書いてみました。
どんな漫画の中でどんなに強くて勇敢な主人公たちでも、時には逃げるということを選択します。何度も言いますが逃げることは悪いことでも何でもありません。あくまで選択肢の一つ。
逃げるが勝ちなんて言葉があるように逃げた方がいいこともあるんです。本当にヤバい状況、大ピンチの状況に陥ったら逃げてもいいということを忘れないでくださいね。
それではまた!!