このブログの記念すべき第一発目のマンガ紹介ということで、数日前から「どのマンガを紹介しようかなー」と悩んでおりました(^^;
王道のマンガか、はたまた巻数が少なくてあまり知られていないマンガか‥‥‥。
「決めたー!!」
ということで何の脈絡もないですが、このブログの一発目で紹介するマンガはこちらです!!
ブラック・ジャック創作秘話
天才、手塚治虫先生の仕事現場はすごすぎる!
マンガの神様と言えばご存知手塚治虫先生!!
鉄腕アトム、リボンの騎士、ブッダ、火の鳥をはじめ先生の作品はどれも有名かつ名作ばかり。
ただ個人的に好きなのがモグリ(無免許)の医者がその天才的な腕で何度も奇跡を起こす医療マンガ「ブラックジャック」なんです!!
この『ブラックジャック創作秘話』はそんなブラックジャックがうまれた時の話や、連載時の先生のとんでもないエピソードが盛りだくさん。
手塚先生と言えば連載を何本も抱え締め切りに追われ続けた漫画家として有名ですが、それを超人的なマンガへの情熱とテクニックで乗り切る手塚先生の仕事現場のリアルな様子が「これでもかー!!」と伝わってくる作品です!!
っていうかこのマンガみると笑ってしまうんですよね。ほらっ、あまりにも自分よりすごい人とかぶっ飛んでる人見ると笑ってしまうことってあるじゃないですか?「あいつすごすぎ、もうお手上げ‥‥‥。」みたいな(笑)笑うしかないよねみたいな。このマンガの先生のエピソードはもうそんなのばっかです(^^;一つもはずれがない!!
天才の周りの人たちの苦労がわかる。
天才なんて呼ばれる人も一人じゃ何もできません。当然ですがその人をサポートする人たちがあってこその天才です。手塚先生も例にもれず、アシスタントやマネージャー、編集者など、たくさんの人を振り回しての支えがあってブラックジャックを始めとした作品を連載することができたわけです。
本作では、そんな手塚先生の元アシスタントの方や当時の担当編集者の方などから綿密にその当時のお話を聞いた上で、創り上げられたマンガですからそれはもう臨場感が違いますね。
締め切りに追われ、徹夜で作品を描き続ける手塚先生。ぶっ飛び過ぎてる天才の周りにいる人たちがどんな思いをしていたか、どんな風に手塚先生のことを見ていたか、もうこのマンガを見れば痛いほどわかります。僕は読みながら担当編集者の方に感情移入してしまって少し胃が痛くなってしまったほどです(笑)
まぁ、それぐらいすさまじい現場だったということですね(*_*;長時間労働がどーのこーのレベルの話じゃなかったんですよ。ただ、そんなのお構いなしに手塚先生も、スタッフも編集も必死だった様子がほんと伝わってくるんです。凄い時代だったんだなと驚きの連続でした。
まとめ
今回はこのブログの記念すべき第一発目のマンガ紹介になりました。
『ブラック・ジャック創作秘話』は手塚先生のことを知らなくても、手塚先生のことをそこまで好きじゃなくても、マンガというものに興味があればだれでも楽しめる作品だと思います。
天才の圧倒的な仕事とそれを支える現場の熱をぜひぜひこの作品で感じてみてください!!
それではまた!!
参考サイト